ラジオを聴く

最近、私としてはバズったツイートは次。

 

「悲しくてやりきれない」 大友良英スペシャルビッグバンド に唖然とし圧倒された。 50余年前フォークルで初めて聞いたあの曲がこういう演奏に至るのかぁ! 音楽、わからん‥(笑) ジャズ・トゥナイト - NHK

 

このツイートの少し前からラジオを聞くのを再開した。

しばらく聞かずに録音だけしていたSDカードの残量が気になって、

チェックしてみたら、酷い音になっていた。

実は、以前使っていたPCが健在の時はネットラジオを録音してた。

そのPCが使えなくなってラジオに戻ったのだがこんなにひどい雑音だらけとは…

ラジオの経年劣化かな?

やむなく新しいPCを買わねばならないか、と思うもiPhoneSEの支払いが残っていては、

躊躇する。

そこで山の神が友人から譲り受けたPCを引っ張り出して、いろいろ調べる。

そしたら、なんと、「らじれこ」というソフトが使えて驚く。

らじるらじるの聞き逃し配信が録音できる。

ウォークマンiPhoneでも聞けるよう早速ケーブルを購入する。

この頃は、USB Type-C等も出て、目当てのケーブルを手にするのに一苦労する(笑)

 

補聴器

9月4日日曜日午後、いきなり補聴器が聞こえなくなる。

電池が無くなる時の音もなかった。

翌月曜日の退社後、補聴器店に寄ってみてもらう。

修理が必要だと言う。

店員によれば、障害者給付は、修理については4年経って要件を満たしている。

新規に購入するには、来年を待たねばならない由。

今使っている補聴器は耳掛け式。

毎年夏過ぎて不調になるのは汗による事明らか。

来年夏前には箱型を買って、耳掛けがもっと長く使えるようにしようか?

食道炎 (カンジダ)

8月26日夜、腹部に激痛。

アニサキスを疑うも、翌日翌々日よく寝入って不明。

行きつけの内科医に診てもらう。

超音波でも分からず、木曜日に日赤で胃カメラを飲む。

更にその翌週火曜日に診断を聞く。

カンジダ性食道炎。

胃に負担のないものを食べて体力をつけてください、との事。

ググって、免疫の低下によると知る。

夏バテによるもの、さらに言えば老化現象かとも思う。

出勤時の昼食を変える。

5日出勤のうち2日はお握りと総菜とにする。

食する時には、年寄りとしての自覚を持っていよう(笑)

 

前回書いて、あっという間に一ヶ月以上経った。

 

例年ならゴールデンウィークが過ぎると、

一気に暑くなっていたような気がするが、

今年はまだまだ涼しく、日中は日向で汗ばむも、

朝晩の家中などカーディガンが欲しくなる。

 

図書館から借りている本が一時は減るものの、

また、元の木阿弥のようにかなりの冊数になって、

今日、泣く泣く仕方ない分だけ返す。

その帰りに、また借りて、帰る時には増えていた‥(笑)

 

ウクライナ侵攻は依然として続いており、

当初は戦闘のことばかりが報じられていたが、

この頃は、世界経済に及ぼす影響が懸念されている。

 

ロシアのウクライナ侵攻について、

あの人だったらどう言っただろう?

そんな思いで、

高坂正堯と戦後日本」五百旗頭真編と、

高坂正堯著作集第三巻を借りている。

 

最近(3月23日)亡くなった、アメリカの女性として初めて米国務長官を務めたマドレーン・オルブライト氏は、

ロシアがウクライナに侵攻する前日の2月23日に米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、プーチン大統領は「歴史的な過ちを犯している」と批判した。「侵攻はロシアを偉大な国へ導くどころか、外交的に孤立させ、経済的に疲弊させ、プーチン氏の悪名を確固たるものにする」と記した。

日経新聞ウェブ版掲載 渡部恒雄著投書から)

 

今にして思う。

プーチンと親しげにしていたあの元首相は、一体何だったんだろう?

心底親しみを感じていたなら、危険な首相を私たちは選出していたのだ‥

もしそうではなく、

プーチンの人となりの理解無く、目先の事しか考えてなかったなら、

それもまた、私たちの浅はかさの露呈になる。

立法府なり行政府なりに異なる意見を持つものがいて、

その意見が拠って建つものであるならば、

何某かの効果はあるだろう。

そういう意見は、歴史に、また、広い見識に基づくものだろう。

今の政治家にそういう見識を持つ人はいるのだろうか?

日本の国民はそういう見識を持っているのか?

学ぼうとしてるのだろうか?

 

ツキュディデスの時代から人類は進歩していないような気さえするが、

民主主義国家に生きる、

わたしたちが持つ選挙権の重みをあらためて、感じる。

 

「100分de名著」から、本の話

あの「100分de名著」で、事前にテーマとなる名著を読むことを禁止されている唯一の出演者伊集院光さんが、収録後一気に名著を読んだ後、次々と話したいこと、聞きたいことがたくさん出て来て、番組で解説してくれた先生方にもう一度感想をぶつけたくてできた「名著の話」という本がありました。

 

「100分de名著」の後日談ということで、もう一つ。「みすず」という小冊子2022年4月号から、上野千鶴子さんの「アンチ・アンチ・エイジングの思想」という連載が始まっている。

副題が「ボーヴォワール『老い』を読む1」とあって、これは、「100分de名著」まんまの組み合わせ。あの番組で解説者として出たものの言い足りなくて書いておられるのでしょう。

 

ありがたくも罪な番組「100分de名著」は、現在118回でハイデガー存在と時間」を取り扱っていますが、多くの本好きの方々が見ておられ、それぞれ、折に触れ、「そう言えばあの本は、取り上げられたっけ?」と気になり、番組HPを覗いた人も多い事と思う。

私も、「『レ・ミゼラブル』の世界」(岩波新書)を読み終えて、調べたら、ユゴーは「ノートル=ダム・ド・パリ」で既に取り上げられていた。

 

ノートル=ダム・ド・パリ」はちょっと前に岩波文庫で新しく出た。それに比べ、「レ・ミゼラブル」は、岩波文庫豊島与志雄さん訳が今なお健在。

書店に行ったついでに西永良成訳を見てみようと思ったら、ちくま文庫で見当たらず、絶版かと諦めて帰った。帰って調べたら、平凡社ライブラリーで再発行されていた。

高価です。高校生の頃は、この値段で単行本が三冊買えた。しかし、ここは、新刊が買えるだけでもありがたい!ところ。

ちなみに、買えないけど図書館から借りたちくま文庫1は950円。

余談ついでに記せば、中古では、激安なのは100円もしないが、いい物になると平凡社ライブラリーより高価?

 

寄り道が長くなったので、一つだけ今日借りた雑誌を一つメモして終わりにする。

現代詩手帖」2017、6号。大岡信の追悼特集が組まれていて、

四元さんの文章が104頁からある。他の文章の中にも紹介したい、メモしたいものが数多くある。

ヤギのミルク

今日4月11日放送の「にっぽん縦断 こころ旅」で次々と日本各地のヤギが登場していた。

日本のどこにでも身近にいるもんだなぁ、とあらためて思う。

政令指定都市の市街地に住む私の身の回りには居ないけど(笑)

 

「わたしのなつかしい一冊」で柚木麻子さんが「ハイジ」を取り上げ、

ヤギのミルクに言及しており、なかなか飲む機会に恵まれない、と書いている。

ところがところが、ネットで調べたら、なんと普通に通販で売ってる。

通販サイトによれば、

ヤギの乳は人の母乳に最も近いし、

世界的に見た場合一番多く飲まれているのは(牛乳ではなく)ヤギ乳との事。

 

それで思い出すのが、母によれば、

私が赤ちゃんの時(1952生)は、母乳が出なくて、近所に住む人の里から、

ヤギのミルクをいただいて飲んでいたらしい。

このブログを読まれている方の中にはヤギのミルク飲んだことある方いるかもしれない。

 

ヤギのミルクはどれくらい飲んだのかは今となってはもう分からず、

後には明治乳業のミルクを飲んだとの事。

当時の父の給与では高くつき、早々と離乳食に変えた。

 

もし、あのままミルクを飲み続け、時として、森永ミルクを飲んでいたら、

森永ヒ素ミルク事件の被害者になっていたかもしれない、と思わないでもない。

私が子どもの頃近所に被害者がいて、あの事件は他人事とは思えなかった。

 

話が意外なところに外れてしまいましたが、

ヤギのミルク、機会があれば是非飲んでみたいと思う(笑)

 

母乳がらみで話を続ければ、

先日娘から「母乳バンク」というものがあると教えられた。

我が家の山ノ神が乳児を連れて外出時に、余分な母乳を凍らせて、

持っていった事を思い出したが、時代はそういう風に来ているのですね。

 

春の宵に思う

4月3日日曜日までは、天候も不順で寒い日が続いていた。

漸く行楽地の桜が満開になったもののどれくらい持つか危ぶまれたが、

翌日から、気温も上がり、穏やかな晴天が続き、花見日和と言っていい日が続く。

次の日曜日までは持ちそう。

今年の入学式は満開の桜の下で迎えるところが多いだろう。

自分の入学式を思い出そうとしても、何一つ覚えていない。

桜で思い出すのは、4月12日の自分の結婚式披露宴の日が、桜の満開であったこと。

ホテルのロビーの窓から、満開の桜の下で、後楽園の前を多くの行楽客が行き来するのを見た。

今はどうか知らないが、私が就職した頃は、4月の第一土曜日に新入社員の歓迎会を兼ねた花見をする職場が多く、その席取りに新入社員が駆り出された。年毎に天候が異なって運の悪い時には、寒さに震えながら席取りをさせられた新入社員もいた。

コロナ禍ということも追い風になってそういう風習も次第に廃れつつあるのかもしれない。

 

「俳句と人間」長谷川櫂著、「『失われた時を求めて』への招待」吉川一義著と続けて岩波新書を読み終えた。

それぞれ読み応えし、次の読書へのいい足がかりになった。

他にも「『ニューヨーク・タイムズ』のドナルド・キーン

金子兜太 私が俳句だ」などを読みかけている。

これらの本は、これまでの読書の延長に位置するものだが、

そういうものとは別に、「菌類が世界を救う キノコ・カビ・酵母たちの驚異の能力」という新しい世界への誘いとなる本も読みたいと思っている。

 

ウクライナの悲惨な状況を思えば、ここはなんと平和なのだろう。

また、家族・家庭の中には、深刻な問題も今のところないのは、今の日本の状況を考えれば、恵まれている方だろう。

どれもこれも、先人たちの努力の賜物。

自分も次の世代の幸せの礎になるように心掛けねばと思う。

たいそうなことはできないが、

暮し方だったり、選挙投票だったり、日々の仕事や社会活動などでしか、できないが、

それでも小さな選択で少しの変化につながればと思う。