ツイートがバズって思う

「人間の限界」岩波新書が復刊される記事を読み、

懐かしく、思いを込めて書いたツイートが、

インプレッション数9000を超えた。

こんな数字は、初体験。

500で喜び、1000で驚き、

5000で怖くなる(笑)

 

こんなに読まれる程の事は書いてない。

というか、この文章、そんなに読まれるほどの文章か?

そこまで読むに耐えないのに‥。

 

この頃の私のツイートでは、思い出話が割合よく読まれる傾向にある。

思い出というものが持つ力を考えさせられる。

今少しづつ読んでいる、

「『失われた時を求めて』への招待」吉川一義著(岩波新書

は、そういう事を考えるのにもってこいだと思う。

感情を通した記憶を、今の知見で扱う手つきの面白さというか、大事さ。

 

プルーストのあの作品の読み方を教えてもらっているうちに、

人間の老いることの意味も教えてもらっているような気になる。

若い時に生きることを問うたが、

兎にも角にも生きてきて初めて、生きる事が露わになる。

若い頃無意識に選んだ本を読んで成長した、と思っていたが、

無意識に選ぶところで、私の人間性が発露していたのかぁ〜。